#6 「指示」を鍛えるならユニット授業!?

 

ユニット授業=パーツ型授業

 

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一時間の授業の組み立てを様々なパーツ(ユニット)を使って学習する方法です。

 

 

具体的に国語の授業で考えてみると・・・

 

①音読

②漢字

③詩文暗唱

・・・・

というように異なった活動を三分前後で一時間の授業をデザインしていきます。

 

 

45分全て行わなくても構いません。2つ3つを組み替えて10分前後で行うなど、無理のない程度に行うことが大切だと思います。

 

 ユニット授業のメリット

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①リズムを作る

 

挨拶が終わったら、国語の初めは「音読」算数の初めは「計算チャレンジ」など毎時のスタートを決めておけば、自然と「学習スイッチ」ONの状態に入ります。

 

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スイッチがONになるシステム作りとして有効です。

 

 

 

②短い時間で継続をすること

 

パーツは教科において様々です。

視写

計算

都道府県

歴史人物

 

向山先生も沢山の本を出されております。

 

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自分が力をつけさせたいなって思うパーツを選択してぱちっと当てはめるだけです。

 

 

 

ただ、効果が出るのは「継続」して行うからです。

定着させるための活動なので、定着するまではパーツをコロコロ変えずに行うことをお勧めします。

 

 

「長時間✖️小回数」

これでは力はつきません。

 

「短時間✖️多回数」

繰り返すうちに力はついてきます。

ポイントは短時間で行うこと。

 

 

 

「子どもは飽きるプロ」

 

 

 

 

だから魔法は短時間です。

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児童に大変効果のある実践ですが、

 

 

 

 

先生にもメリットがあります。

 

 

 

「指示」の能力です。

 

 

 

パーツ授業では子どもたちに取り組ませる活動のほとんどが「指示」で成り立っています。

「発問」ではありません。

 

 

「指示」である以上教師の余計な言葉はカットすることが望まれます。

 

 

 

無駄な言葉を削って「指示」を出す。

 

 

 

この作業の連続が教師自身が言葉を選んで話をするトレーニングになります。

 

 

 

教師生活で指示を行わない日なんてないと思います。

 

 

 

無駄な指示をへらして児童に活動の時間を!!

 

 

 

 

「指示」を精査する習慣をつけて、パワーアップしませんか?

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