#4 PDCA!? いやっ『pDCA』
有名なこれ・・・
PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。 Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。
最近本を読んでいると「考えているだけでは物事は何も進まない」本に書いていました。
確かに・・・
自分の人生の経験でも考えすぎて面倒になって行動に起こせなかったことは山ほどあります。
行動する前に「ああだこうだ」ってたくさん考えてしまっているうちにどうでも良くなることって多くないですか!?
個人レベルの中で活動するならば、P(計画)ってそれを考える時間やそれで変な屁理屈を考えてしまうリスクが多いって考えるとほぼほぼいらない気がします。
まず行動。小さな行動「D」を起こしてみる。そうすると何かしらの反応が返ってくるので振り返りをする「C」。それから改善策を練る。「A」
行動しないと何も起こらない。
だから小さな行動をまず行うことが大切。
考えることにとらわれすぎてはならない。
世紀の大発明は全て小さな実験からたくさんの積み重ねから始まります。
現実は思ったようには進まない。
だからこそ、まず「行動」
そこから考えても遅くはないのでしょうか。
はじめのPを気軽に、Dを素早く
#3 漢学は『スゴロク方式!?』
皆さん・・・
どこの学校でも大半は購入して指導していると思います。
コレ
色々な出版社から出てますし、やり方や進め方も人それぞれだと思います。
『直しをやりなさーい。』
『最後までできていないじゃないか。隙間時間にやっておきなさい。』
そんな面倒くさーい、お互いがWin–Winにならない声かけを一切無くしてくれる良い方法を紹介します。
漢学とあるものを掛け合わせたものです。
みんな大好き❤︎
スゴロク〜
ずばり!!
『スゴロク方式』
これは面倒な直しであろうと、こちらから一言も言わずに子どもがすぐにしたくなる。(しタイ🐟)
方法なのです。
いやっ!!
せざるを得なくなる方法なのです。
準備するものはたった一つ。
そう。
付箋。
ただしポイントはプラスチック付箋です。
※理由は後ほど
これはスゴロクでいう『コマ』です。
なので付箋は一人につき一枚。
ルールはたったの一つ。
『コマは先生しか動かすことができない』です。
こんなふうにペタッと貼ってあげてください。
ポイントはその漢字一文字のページが全て丸であるか、直しがすでに終わっているかです。
終わっていたら一番最新の漢字のページにコマ(付箋)を動かしてあげます。
直しがあったりできていないところは、コマ(付箋)は動かしません。
子どもたちはコマを動かしたい(動かしタイ🐟)
一心で直しも、たとえ休んでも漢字を隙間時間に終わらせてくれます。
まさにWin-Winな関係のシステムです。
※付箋は漢学が終わるまでずっと使うので、強度の強いプラスチック付箋がおススメです。
そして効率性もアップです。
たまに直しがあるところに付箋を貼りたくる先生も見られます。
または全く何も貼らずに1ページ1ページ確認したり・・・
そんな心配はもういりません。
スゴロク方式では、付箋は一枚
それより前は全て直しもパーフェクトな状態であるはずです。
付箋から新しいページをめくっていくだけで丸付けをすることができます。
ぼくは今高学年なので、パーツ型の授業として漢字を進めることもありますが漢字の学習は宿題にすることもあります。
みなさんは漢学の進め方、どうされていますか?
#2 秋元康✖️教師力
今日のテーマは・・・
秋元康先生
肩書きがスゴイ!!
※ウィキペデア参照↓
秋元 康は、日本の作詞家、放送作家、漫画原作者。中央大学文学部中退。東京都渋谷区在住。株式会社秋元康事務所所属。 AKB48グループや乃木坂46・欅坂46のプロデューサーで、ほぼ全ての楽曲の作詞をし、番組の企画構成やドラマの脚本なども手掛ける。日本映画監督協会会員。
秋元さんから教師として学べる点を3つ紹介します。
①先を見通す力
AKB発祥の地・・・
それは『秋葉原』
AKBの活躍で今や知らない人がいない観光地です。
AKBのはじめてのライブの観客は7人だったそうです。
しかし当時秋葉原は日本有数の電気街として栄えた場所。
つまり
【家電】→【ゲーム】→【アニメ】という時代に合わせて『オタク文化』が発展する。
ということを見越してオタク✖️アイドルという文化は成功に導けるという確信があったのかも・・・
結果として秋葉原はAKBの成長とともに『オタクの聖地』として発展していったのですね。
学級経営の中でも『クラスの今の姿』をしっかりと見とって、どのようにクラスを良い環境にしていくかという教師の『先を見通す力』 は必須です。
②個性見つけ、個性を認める力
秋元さんはオーディションの選考基準をこのように捉えています。
『オーディションでは歌唱力だけをみるわけじゃないんですよ。やっぱりプラスアルファーが大事で、つまり「デコボコさ」を求めているんです。』
一人一人のプラスアルファーに着眼点を置く。そしてそれをAKBという環境の中で磨き、輝かせる。歌が少しくらい下手でも他に魅力があれば全然いいよってことです。
アイドルだから
・歌が上手くんまいといけない
・ダンスが上手くないといけない
・可愛くないといけない
それよりも、『個性』・・・プラスアルファーって表現素敵です。
学級経営でも教師としてのあり方でも・・・
クラスは
こうであるべきだ
こうするべきだ
こうでないといけない
先生だから
こうであるべきだ
こうするべきだ
こうでないといけない
『べき』『でないといけない』理論
そんなの無くして良いと思います。
教師としても自分の個性
クラスの児童の個性
しっかり見つけて伸ばしていきたいですね。
③評価の環境を整える
AKBの毎年の一大イベントと言えば・・・
そう
『AKB総選挙』です。
あれ、はじめて見たとき僕は衝撃的でした。
『アイドル✖️選挙』
このなんとも言えない組み合わせ。
誰だよこんなのしようって言ってしかもゴールデンで放送して・・・
でもAKB一人一人を育てる大きな布石、きっかけ作りだったんですね。
秋元さんは総選挙についてこのようなことを言っています。
『テストなしで全員の個性を伸ばしますよという学校で、みんな自分はそこそこの成績だと自信を持っていたところに校内テストをやって、50番や200番という順位がわかったようなものです。みんな勉強してたんだ、自分ももっとちゃんと勉強しなくちゃダメだと、自分の位置を知ることができた。』
すげぇ。
頑張った人は輝いたりスポットライトを浴びれるんだ。
自分もっと頑張らないと・・・
そうやって一人一人の評価を国民に仕掛けていたんですね。
学校でテストの点を公開で競え!!なんてことはなかなかしないとは思います。
でも、もっと頑張ろうっていうモチベーションに持っていけるような『評価』の仕方を考えていかないといけないのかなと感じます。
このAKBの選挙評価システムの一連の流れは葛原祥太先生が提唱している『けテぶれ』学習法に近いものがあるのかなと思う。
け 計画 →選挙で順位を上げるために何をしていけば良いか計画を立てる。
テ テスト→総選挙
ぶ 分析 →なぜその順位だったのか、もっと出来たことはなかったかを考える
れ 練習 →次の選挙に向けて、自己研鑽、活動
これで結果が良くなったらモチベーションが上がり良いサイクルが出来てきますね。
最後に・・・
AKB成功の裏には沢山の戦略があったんだと思います。
でも
秋元さんはAKB48を「高校野球」と表現していた。
プロのようなテクニックはないが、平凡なゴロでも全力疾走し、ヘッドスライディングする。
ファンは、そんなメンバーたちを温かく見守り、熱い声援を送るスタンドの観客なのだ。
戦略だけでなく、こういう誰からも受け入れられる『泥臭さ』
こういう共通意識を持っていたからこそAKBは成功ではなく、日本全体にアイドルグループの枠を超えたムーブメントを起こす大成功を収めたのだと思います。
これからの活躍に期待!!
そして秋元康は次にどんなムーブメントを起こそうと思っているのか・・・
#1 「学級経営 」目指すGOALはAKB!?
今や日本でこのグループの名前を聞いたことがない人はいないだろう。
僅か8年で世界有数の売り上げを誇る音楽グループ✖️学級経営についての話。
AKBと言えば・・・
そう、圧倒的な人気を誇るあっちゃんこと前田敦子
そして・・・
大島優子の二枚看板!!ここでは「神2」とします。
そして・・・この二人を合わせた略称。「神7」
ここでは「神5」としましょう。
そして、その他大勢「48−5」
ここでは「神43」としましょう。
あれ・・・
クラスに似ている(°▽°)
整理すると
A:リーダー圧倒的に影響力のある「神2」→すでに自分の居場所を確立し、圧倒的にできる!!
B:そして次に影響力のある「神5」→居場所を確立しつつも推進力がある!!
C:その他大勢「神43」→光る原石☆☆
学級経営でもクラス開きをした当初は大体こんな比率に感じると思います。
そして僕が言いたいのは、活躍当初ではなく・・・
メンバー皆さんの卒業後です。
前田敦子 女優
大島優子 女優→海外留学
板野友美 アーティスト
高橋みなみ タレント
小嶋陽菜 モデル・タレント
篠田まりこ ファッションブランドのプロデューサー
梅田彩佳 タレント
秋元才加 アクション女優
このように数人を見ても、それぞれの強みを生かして活動されておられます。
AKBみたいなクラスって素敵だと思います。
それぞれ個性の異なった人たちが集まってAKB48というクラスでたくさん活躍の場があり、たくさんの学ぶ機会があり、成長のチャンスがある。
そして旅立った末には、自分が培ったストロングポイントを生かして力強く生きていく。
なのでGOALはAKBのようなクラス。
ちょっと無理やり!?
でもいつかそんな個性を発揮し切磋琢磨しあえる集団作りをしていきたい。
忘れてはいけないのは「先生」
そう!!
秋元康先生
この人から学級経営で学ぶことは多い。
次回は「秋元康✖️学級経営」でいきます