#9 「臆病さ」は教育的センス

 

学校の先生で心配性であるとか、臆病な人って真面目な職業ゆえに多い気がします。

 

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はい。私もなかなかなチキン野郎で・・・・

 

 

 

でも最近面白い統計データを見つけました。

 

 

 

それは・・・

 

 

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ごきぶりではありません。

 

 

 

「コオロギ」さんです

※画像は比較的キャッチーなものを使用させていただきました。

 

 

コオロギの世界で強い者。

 

 

それは最強に臆病な者=国士無双

 

 

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つまり最強です。

 

 

臆病で戦いを避ける者が、戦闘的な者よりも生き延びる確率が高い。

 

 

 

むやみやたら戦わずに、体力を温存して、健康体を保っているものが生き残り、メスとの出会いを掴み取り、子孫を残す可能性が残されている。

 

 

 

むやみに戦わない方が、人生というサバイバルレースではイイ結果を生むことがあるというのは動物の世界でも一緒なのです。

 

 

 

 

無駄な戦いを避ける極意の集大成として、「孫子の兵法」という本があります。

 

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その中に出てくる

 

 

「敵の10倍の戦力があれば、敵を包囲するべきである。5倍の戦力であれば、敵軍を攻撃せよ」

 

 

というあまりにも有名な言葉があります。

 

 

 

つまり・・・

 

 

勝ち目のない戦いには挑まず、圧倒的に勝てる体制を作って、戦わずして勝つ。

 

 

これが誰も傷つかない最強の戦い方だと。

 

 

 

学級経営の中でも、

 

・絶対譲れない戦

・芽のうちに潰しておいた方がよい戦

・子どもたちに任せる戦

・結果がわからない戦

・もしかしたら相手の裏に仲間がいる戦

 

 

などなど、様々な「戦」の場面があると思います。

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それをしっかりと見極める力は先生の大切な資質ということができると思います。

 

 

 

 流せる戦いは「流す」もよし、戦う決戦は「準備」が必要

 

 

 こう考えると良い先生って

 

 

作戦のバリエーション

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戦いのタイミング

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相手の力量を見極める力

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 を持ち合わせた「武将」だなって思います。