#2 秋元康✖️教師力

今日のテーマは・・・

 

 

 

秋元康先生

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肩書きがスゴイ!!

 

 

 

 ※ウィキペデア参照↓

秋元 康は、日本の作詞家、放送作家漫画原作者中央大学文学部中退。東京都渋谷区在住。株式会社秋元康事務所所属。 AKB48グループや乃木坂46欅坂46のプロデューサーで、ほぼ全ての楽曲の作詞をし、番組の企画構成やドラマの脚本なども手掛ける。日本映画監督協会会員。

 

 

 

秋元さんから教師として学べる点を3つ紹介します。

 

①先を見通す力

 

 

 AKB発祥の地・・・

 

 

 

 

それは『秋葉原

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AKBの活躍で今や知らない人がいない観光地です。

AKBのはじめてのライブの観客は7人だったそうです。

しかし当時秋葉原は日本有数の電気街として栄えた場所。

 

 

 

つまり

 

 

 

【家電】→【ゲーム】→【アニメ】という時代に合わせて『オタク文化』が発展する。

 

 

ということを見越してオタク✖️アイドルという文化は成功に導けるという確信があったのかも・・・

 

 

結果として秋葉原はAKBの成長とともに『オタクの聖地』として発展していったのですね。

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学級経営の中でも『クラスの今の姿』をしっかりと見とって、どのようにクラスを良い環境にしていくかという教師の『先を見通す力』 は必須です。

 

 

②個性見つけ、個性を認める力

 

 

 

秋元さんはオーディションの選考基準をこのように捉えています。

 

『オーディションでは歌唱力だけをみるわけじゃないんですよ。やっぱりプラスアルファーが大事で、つまり「デコボコさ」を求めているんです。』

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一人一人のプラスアルファーに着眼点を置く。そしてそれをAKBという環境の中で磨き、輝かせる。歌が少しくらい下手でも他に魅力があれば全然いいよってことです。

 

 

 

アイドルだから

・歌が上手くんまいといけない

・ダンスが上手くないといけない

・可愛くないといけない

 

それよりも、『個性』・・・プラスアルファーって表現素敵です。

 

学級経営でも教師としてのあり方でも・・・

 

クラスは

こうであるべきだ

こうするべきだ

こうでないといけない

 

先生だから

こうであるべきだ
こうするべきだ
こうでないといけない

 

『べき』『でないといけない』理論  

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そんなの無くして良いと思います。

 

 

 

教師としても自分の個性

クラスの児童の個性

 

しっかり見つけて伸ばしていきたいですね。

 

 

 

 

③評価の環境を整える

 

AKBの毎年の一大イベントと言えば・・・

 

そう

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『AKB総選挙』です。

 

あれ、はじめて見たとき僕は衝撃的でした。

 

 

『アイドル✖️選挙』

 

 

 

このなんとも言えない組み合わせ。

誰だよこんなのしようって言ってしかもゴールデンで放送して・・・

 

 

 

でもAKB一人一人を育てる大きな布石、きっかけ作りだったんですね。

 

 

秋元さんは総選挙についてこのようなことを言っています。

 

 

『テストなしで全員の個性を伸ばしますよという学校で、みんな自分はそこそこの成績だと自信を持っていたところに校内テストをやって、50番や200番という順位がわかったようなものです。みんな勉強してたんだ、自分ももっとちゃんと勉強しなくちゃダメだと、自分の位置を知ることができた。』

 

 すげぇ。

 

 

頑張った人は輝いたりスポットライトを浴びれるんだ。

自分もっと頑張らないと・・・

 

 

そうやって一人一人の評価を国民に仕掛けていたんですね。 

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 学校でテストの点を公開で競え!!なんてことはなかなかしないとは思います。

 

 

でも、もっと頑張ろうっていうモチベーションに持っていけるような『評価』の仕方を考えていかないといけないのかなと感じます。

 

 

このAKBの選挙評価システムの一連の流れは葛原祥太先生が提唱している『けテぶれ』学習法に近いものがあるのかなと思う。

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け        計画   →選挙で順位を上げるために何をしていけば良いか計画を立てる。

テ        テスト→総選挙

ぶ        分析   →なぜその順位だったのか、もっと出来たことはなかったかを考える

れ        練習   →次の選挙に向けて、自己研鑽、活動

 

これで結果が良くなったらモチベーションが上がり良いサイクルが出来てきますね。

 

最後に・・・

 

 

 AKB成功の裏には沢山の戦略があったんだと思います。

 

 

でも

 

 秋元さんはAKB48を「高校野球」と表現していた。
プロのようなテクニックはないが、平凡なゴロでも全力疾走し、ヘッドスライディングする。


ファンは、そんなメンバーたちを温かく見守り、熱い声援を送るスタンドの観客なのだ。

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戦略だけでなく、こういう誰からも受け入れられる『泥臭さ』

 

こういう共通意識を持っていたからこそAKBは成功ではなく、日本全体にアイドルグループの枠を超えたムーブメントを起こす大成功を収めたのだと思います。

 

 

 

これからの活躍に期待!!

そして秋元康は次にどんなムーブメントを起こそうと思っているのか・・・

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